Friday, August 12, 2016

現地調査@アヌラーダプラinスリランカ その1

アユボワーン! ←スリランカのことばシンハラ語で「こんにちは」

今回の投稿は、生産技術研究所沖研究室の修士1年の神谷が担当させていただきます!

コロンボでの朝ごはん。右手で食べます。
映っているもの二人分すべて合わせて300円以下!!

今夏学期、川崎先生担当の少人数セミナー「災害と貧困、持続可能な開発を考える」を受講し、災害に対し脆弱な貧困地域における防災についての議論に参加させていただいた縁で、この8月11日から13日まで(移動を含めると9日から15日まで)川崎研究室の博士課程学生Gouriさんのフィールドワークに参加させていただいています。その模様をわたくし神谷が当ブログで報告させていただきます。

8月10日。川崎先生とともに国際空港のあるコロンボからバスで北中部のアヌラーダプラへ移動。

移動中のバスからの風景。都会の道路は車やバイク、スリーウィラーでぎっしり!

スリランカに到着して一番驚いたことは、なんといっても車の運転の荒さ。車が次々に追い越し追い越されを繰り返し、なぜ一台とも接触しないのかが不思議なほど。常時鳴り響くクラクションによってお互いコミュニケーションをとっているようですが、ハラハラドキドキのバス旅(しかも8時間!)でした。

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8月11日。この日はGouriさんとその旦那さんSamalさん、さらには地元の大学生の方々などの協力も得て農家のアンケート調査。洪水や旱魃が家計にどの程度影響しているのかを解析するためのもので、今年の5月に発生した非常に大規模な洪水に関しても質問をします。事前の準備や地元の方々の協力のおかげで、村役場のようなところを訪ねるだけで農民の方々が集まってくださり、予想以上にスムーズに調査が進みました。

このように、農民の方々が集まってくださいました。コミュニティ力の強さを感じます!
川崎先生(左)に役場の壁に貼ってある図の説明をするSamalさん(中央)とGouriさん(右)。
Samalさんはなんと同専攻の羽藤研究室の博士課程の学生さんです!!
地元の大学生たちと交流する川崎先生。
学生さんたちは皆卒業間近の4年生で、忙しい中調査に協力してくださいました!
調査後にキングココナッツで水分補給。写真のように中身を飲んだ後は表面を削って食べます。
先生「普通のココナッツよりさっぱりしておいしい!」
Samalさん「だってキングココナッツだもの!」

調査をふりかえると、家の頑強さや水道設備の普及など思ったよりインフラが充実している印象でした。しかし実際に話を聞いてみると、作物価格の変動野生の象による被害(!)など、いろいろな悩みを抱えているようです。2枚目の写真のように、役場では村の人々に関わる情報や農業に関するカレンダーなどが掲示されており、非常にコミュニティ力の強さを感じました。

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おまけ。村の女性と記念撮影。この国の民族衣装は色とりどりでとても惹かれます。
こういった衣装の文化は今後も廃れず長く続いてほしいですね。。。

つづく。






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